
先日、小谷実可子さんの記事を拝見しました。
小谷さんは、ソウルオリンピックの銅メダリストであり、2023年8月に行われた「世界マスターズ水泳選手権2023九州大会」でソロ・デュエット・チームすべて優勝という偉業を成し遂げた方です。
現役を退いてから約30年も経過しての挑戦だったというから驚きです。
そんな小谷さんは、
「50歳を過ぎたら人生は下り坂だと思っていました。 50を境に体力も気力も衰え、ただ下る一方の人生になるんだと。
でも、やってみたら、ところがどっこい(笑) どんどん成長できるし進化できるのです。 工夫次第で50代からの方が楽しいんじゃないかと思えるようになりました。」
と語っていました。
実は少し前までは、50歳を過ぎたら人生の店じまいのような気持ちになるのは避けられない、と思っていたそうです。
「もちろん本当の体の不具合は見過ごしてはいけないけれど、じっとしているばかりだと受け止めすぎて感じすぎてしまう不調に関しては、筋肉痛や忙しさで紛れてしまいます。
体の巡りも脳もメンタルも筋肉と同じで使い続け、鍛え続けることでいい循環を保ってくれます。 動き続けること、目標を設定してそれに向かって挑戦し続けることが更年期世代には必要なんじゃないかなと思います。」
(STORY WEBさんからの記事を引用)
この記事を読んで、改めて感じたことがあります。
それは、
50代からの人生は決して下り坂ではない
ということ。
体力や気力の衰えを感じることもあっても、新たなスタートは何度でも切ることができます。
50代は経験と知識を積み重ねてきたからこそ、新しいことにチャレンジしたり、興味のある分野を深めたり、自分自身の可能性を広げることができる時期です。
体の不調に目を向けることも大切ですが、それにとらわれすぎず、できることに目を向けて積極的に行動することが大切です。
筋肉や脳は使えば使うほど鍛えられます。(逆に使わなければ衰えます)
使うほどに心身ともに健康な状態を保つことができます。
過去の経験にとらわれず、これからの健康を自ら積極的に獲得していくチャンス。
そして、人生で最も輝ける時です。
自分を信じて、新しい一歩を踏み出してほしいと思います。
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