疲れたら休む→疲れたら動くに変わると
Facebookを見ていた時にこんな記事を見つけました
「病人は安静に」の常識は患者から何を奪うかがん患者ですら適度な運動はしたほうがいい
医師や看護師などの医療者にも、「病気には安静が第一」の考えがしみ付いています。
そして、それは世の中の常識でもあるから、病人に対しては「安静に」と言っておけば間違いがないと考えがちです。でも、それは本当に正しいのでしょうか?
というないように記事です。
これを読んで私もトレーニングを指導しているときに感じていることを書きます。
病人でなく、健康な人でも 「疲れたら休む」「痛みが出たら安静」が常識としてありますね。
本来、人間は動いて健康を保っている生き物。
1日の運動量が下がってしまい、それが長期間続くと 「動かないが当たりまえ」になってしまい、使わない筋肉は眠ってしまい、それに適応した身体になります。
逆に「動くことが当たりまえ」になると、動くときには身体のスイッチが入りやすくなり、動ける環境に適した身体に変わっていくのです。
なのでまず 「疲れたら休む」→「疲れたら動く」 「痛みが出たら安静」→「痛みが出たら動く」
これも体験レッスンでお伝えしています。
数か月継続された会員様からは 「今までは、疲れた休むことしかしてなかったけど 最近は疲れたらちょっとトレーニングしようかな と考えが変わりました」と変化を口にされる方が多いですね。
実は動くことをイメージする時点で、すでに身体が変わってきている証拠なのです。 身体に余裕がなかったら動くって選択肢は出てきませんもんね。
体の調子が良くなると、気持ちも前向きになって いろんなことにチャレンジする意欲が湧いてきます。
ここで心と身体が繋がっていることを実感されるのです。 身体って面白い!
1回「良い気づき」があると、人間の脳は良いことを探すモードに入るので 自分でも予想外な、良い変化・気づきが連鎖的に起こってくる可能性も高くなります。
動くことを当たり前にする。 そのうえで変化や気づきを楽しみにすることも トレーニング楽しく継続していくモチベーションになりますね。