皮膚バリアを保つことが寒くなるこの時期の健康に大切なことです。
更新日:2020年11月20日
この時期からの健康管理で重要なことが「皮膚のバリア」です。
最近湿度が下がり、乾燥肌を感じはじめる方も多いのではないでしょうか?
皮膚は、私たちの体の外と中を分ける境界線です。
正常な皮膚は、一番外側にある角質層がバリアとなって
皮膚の中の水分が必要以上に外に出て行くことを防ぐとともに
外から細菌や刺激物などの異物が進入するのを防止しています。
しかし、冬の時期はバリア機能が低下するため
水分が外に出て行きやすく、乾燥してカサカサしています。
そのため、皮膚に隙間ができやすく、外から細菌や刺激物などの異物が進入しやすい状態です。
異物が侵入すると、皮膚の中で免疫に関わる細胞がそれを感知し、炎症を起こす物質を放出します。
その結果、湿疹やかゆみを引き起こだけではなく、内臓を疲労させ免疫力を下げてしまいます。
ですから、適度な運動で汗を出す・乾燥防止対策でボデイークリーム等で
しっかりとケアーすることも冬を健康的に乗り越えるために大事なポイントとなりますね。
コロナによるオンライン化、衛生面からの新しい生活スタイルや
初冬の寒さによって減る運動量の確保が必要です。
この時期からは、足の反発を活かしたバネの強化、腹圧を意識した体幹
つり輪を使った全身運動など、本格的な寒さへの備え筋力のベースアップを行っていきます。
日常生活でも、2.3回ジャンプしてから食事や仕事をしたり
小まめに体を動かす生活スタイルに変える意識を持って取り組んでいきましょう。