時差ボケにもトレーニングで対策時差ボケ
更新日:2020年2月12日
今回の旅の課題として、たまにクライアント様から聞かれる時差ボケについて、どう対処したらいいかなと思い、実践してみました。
私はヨーロッパは初めてで、20歳のときに行ったロサンゼルスへの飛行はどうだったのか覚えていません。10時間以上のフライトは20年以上ぶり。
子供の頃、車酔いがきつかった経験がありまして(バスでも前の席に行くタイプ)
3歳から慢性中耳炎を持っていて、右の鼓膜は今も2つくらい小さな穴が開いています。(普通には聞こえます)
新幹線とかでもトンネルに入れば、耳鳴りはしやすい方で、時差ボケとか出やすいタイプかも。
時差ボケは人によって感じ方がいろいろあると思うのですが
機内で気分が悪くなる、頭痛がする、眠れない、目覚めが悪い、食欲がわかない、少食になる、肩こり腰痛が酷く出る。
目的地に着いても上記のことが続く。日中もずっと眠い、倦怠感が続く、寝付きが悪い、途中で起きる、そこから寝れない、便通が悪くなる、毎朝のお通じがズレる、体調が崩れてしまうなど。
気候、気温、湿度、食事、環境、生活リズムの変化。
機内では高度による急激な気圧変化、長時間姿勢の維持による血流低下、時速200キロ以上の乗り物による老化現象など。
原因を考えるとキリがないくらい、急激なストレスがあります。
いろんな対処法があると思いますが
特に奇抜なことを行ったわけではなく
毎日行っているA.R.M.式ルーティンワークをシンプルに実行しました。
「積極的にカラダを動かし、血流を良くし疲れを溜めない」
時差ボケの症状が出て旅行を楽しめないのは嫌でしたので、より万全の状態を作るにはどうしたらいいかなと考えました。
そこで、旅行前日に少し筋肉痛が出るくらいトレーニングをしてみました。
なぜなら普段でも多少(うっすら)の筋肉痛があるくらいが、身体の調子が良いことを知っていたからです。
そして、筋肉が起き上がっている状態の方が、何も準備をしていないよりも、機内で行うエクササイズで血流がさらに良くなり、もし時差ボケの症状が出ても、回復する可能性が高いだろうと考えたからです。
実際に12時間の機内では
・つま先上げを2.3時間おきくらいにおこなう
・お手洗いで立ち歩きと膝の屈伸運動
・上半身の伸び運動
血流を良くするエクササイズをして、水分はこまめに摂りました。
文章で書くと、けっこうやってるやん!と思われるかもしれませんが1回にする時間は、数十秒ですので難しくはありません。
現地のホテル1日目は起床時間がちょっと早く起きてしまい、そこから寝付けなかったのですが、その時したことは日中寝れるときは「寝る」ことでした。
移動するとき、ホテルにいれる時間、など数分でも。
最短で改善して2日目以降、ぐっすり眠れて問題なしでした。
ホテルでは起床時にスクワットとプッシュアップ3回ずつして、私は首が弱点なので、首のトレーニングも追加しました。
お風呂もバスタブに湯船を張り入りました。
バス移動が多かったのですが、疲れを溜めないようたまにA.R.M.式エクササイズしながら、観光も食事もしっかり楽しめました。
帰りの飛行機も映画を2本見て、日本に戻ったのが午前10時、夕方からの仕事も眠気なくできました。
今回の旅で感じたことは
時差ボケであっても、いつも通りA.R.M.式ルーティンワークを実行すればいいんじゃないかな?ということでした。
・短時間でしっかり筋肉を疲れさせる(回復スイッチを入れ最短で回復する)
・血流を良くし1日の疲れを残さない(トレーニング・エクササイズ・入浴など)
・しっかり食べて、お風呂に入り、寝れば回復する身体にしておくこと。
もし時差ボケを起こすストレスが、自分の回復力を上回っているようであれば、症状はなにかしら出てくるとは思います。
けれど、そのときでも積極的にカラダを動かすことで最短で回復することがA.R.M.(アクティブ・リカバリー・メソッド)です。
※実はこの話をクライアント様にしたときに「そう言えば、私、昔は時差ボケ酷くていつも機内で気分悪くなるので食事も睡眠もできなかったんですけど、3か月前ヨーロッパ行ったときは食事も睡眠もできたんでビックリしたんですよ」と言われました。
もっと早く言ってよ~(笑)