幸福ホルモンであるセロトニンを出すことで免疫力アップ。体調管理しやすくなる。

いきなりですが質問です。
「本日よかったことを3つ挙げてください」
パパッと出てきましたか?
意外と出てきませんでしたか?
なぜこの質問をしたかと言いますと、これだけで体の免疫力や回復量に影響して、健康管理を上手にするために大切なことだからです。
実は寝る前(15分はもっとも記憶に残る)に今日あった良いことをリアルに思い出す、または書き出す。そして寝る。
たったこれだけで「今日は1日良い日だった」と終わりよければ全て良しではないですが、脳は認識するようにできてるのです。
寝る前15分なのは、ピークエンドの法則と言いまして、今日1日の出来事の印象は「1番楽しかった印象」と「寝る前の感情」で決まるから。
心理学研究では、これを1週間するだけで幸福度スコア・うつスコアが改善して、その効果はやめた後6か月後も持続していたのです。
良いことはまだあります!
1.セロトニンの分泌を増やす
幸福ホルモン(セロトニン・オキシトシン・ドーパミン)の中の、セロトニンの分泌を増やすせることが研究でわかっています。セロトニンは免疫力や回復力などに関与しますので、これが1週間1か月1年と続くことで、今後の自分の健康に作用してくるのです。
2.良いこと・楽しいことにフォーカスする習慣化が身に付く 1日の中で3つ良いこと・1つ悪いことがあったとします。ネガティブな人は1つの悪いことにフォーカスしてしまう人は「あ~、今日も良くない(何も楽しくない)1日だったな」と1日を終えることになるのです。「苦しい・つらいことばかり」を収集して、その印象ばかりが残ってしまうということですね。 「良いことや楽しいことが出てこない」 こう言われる方も、トレーニングと一緒ですので練習して身につけてほしいですね。ポイントは特別ではなく、毎日ある何気ないできごとです。「天気が良くて気持ちよかった」「体の調子がいい」「友達としゃべって楽しかった」「食べに行ったランチが美味しかった」「今日はいつもより早く帰宅できた」「面白い動画を発見した」などなどありふれた日常でOKです。 ポジティブを収集する能力を習慣化していきましょう。
※注意点は3つ良いことをイメージ、書いてから、スマホでメッセージやテレビなどを観ると効果は半減します。なぜなら寝る直前の情報や感情や思考が、そのまま脳に記憶されるからです。
日常のちょっとしたことを改善することで、今までよりもより良く健康になれる。自分の健康は自分で作っていけることが、いろんな研究により明確になってきています。良いものはどんどん取り入れていきましょう!