健康な人の真似をすることが健康をキープする最良の方法です

今回は、私の昔のクライアント様で30代女性の話をします。
このかたは、脳卒中になり緊急手術のあと左半身に麻痺の後遺症が残りました。
入院では相部屋6人だったそうで、入院歴の長い方が多かったそうです。
その方たちの会話はいつも症状の酷さ自慢やこんな手術したよとか
もう年だしね、けどね、やっぱりね。という愚痴やネガティブな言葉が多く出てきたことが印象に残っているそうです。
その方は輪に入らず、ダンスをやっていたのでそれができるまで回復するんやと、早く退院したい一心でリハビリにも積極的に、リハビリは正直かなりきつかったけど、愚痴ひとつこぼさず完了され、最短で退院されたのです。
それでも麻痺は多少残っていて、当店に来られたのですが、最初はBOXステップ(階段くらい低いもの)でも麻痺側の足がカクンと力が抜けるなど、左右差がかなりありましたが、1年ほどでかなり差がなくなるくらいまで回復されました。
漢方での治療も行っていたので、トレーニングでの内臓強化で、消化吸収排泄の機能も上がり、効きも良くなったことも考えらえます。
ここでお伝えしたいことは、痛みや不調が出たとしても原因を探しすぎないことです。これは慢性的に治りにくく、治療や薬に効きが悪い、再発しやすい方の特徴です。先ほどの相部屋の方たちがそれに当てはまります。
ほかに年のせい、人のせい、忙しさのせいなど責任を自分以外に責任転嫁する。
自分は○○だから、肩こり持っているから、心配性だから、体力ないからなど、自分を自分で決めつけてしまい、もしかしたらまだ見ぬ自分の可能性をつぶしてしまっている。
ということは、その逆をすれば良いのです。先ほどのクライアント様がそうです。
痛みや不調が治りやすく、治療や薬の効きが早い、再発しいくい人の特徴を真似るのですね。
そんなこと言ったって・・・と思ってませんか?
思ってもいいですが、そこからやる選択・やらない選択をするは自分次第です。
良い事は真似て素直に実行する。これも回復が早い人の特徴。
もちろんすぐにできないこともあります。
少しずつ上手になればいいので、その過程を楽しんでほしいですね。