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マラソン完走トレーニングをしていて考え方を180度転換した理由②

更新日:2022年8月26日

私がマラソン大会に参加してきた経験のなかで

マラソントレーニングの考え方を180度転換する出来事が3つありました。



1.月間300キロ走ったらトレーニングで力を出し切れなくなった

2.走り込みの練習をやめたらより走れるようになった

3.ARMTOKYOの会員さんたちとフルマラソンを走ったらリタイアする人0 全員完走(10人くらい)

 さらにそのあとの晩御飯(巨大船盛)をみなさん普通に平らげてしまう

 翌日SUPをしたが体の痛みや疲労で欠席者なく皆さん参加



今回は2.走り込み(長い距離)の練習をやめたらより走れるようになったことを書きます。


前回の記事


前回は、より走れる体をつくるため月間300キロ走ったら足のケガも多くなり

トレーニングで力を出し切れなくなったことを書いてきました。

(マラソントレーニングをはじめて2か月くらいの頃です)


それは長距離を走り続けたことで体が老化現象が起きてしまうということでした。


疲労がたまり足の痛み(私は左膝・右足甲・左股関節など)に出てくる痛み走るたび再発しやすく、だましだましで回復も遅くなる。

メンタル的にも影響が出てしまう。

こんなことを続けながらだとマラソンを楽しめない。


そこで私の師匠であるARMTOKYO代表の木村から

思い切って走り込み(長い距離)の練習をやめる提案していただき

①力を出し切る

②自分の限界を少し超える

③短時間でできる

このトレーニングスタイルに切り替えることになりました。


レース中・レース後にも痛みが出にくく

出たとしても関節痛ではなく筋肉痛で治まる回復力が高い体になることが理想です。


だからまず走る前に、走り込みしないでもフルマラソン完走できるための【筋肉の質】や【筋肉のつき方】など基礎ベースの高い体を作ることが必要だと指導いただきました。


どのようなトレーニングをしたのかですか?

ARM式のスクワットやプッシュアップなどを基本として


(ランナーのためのマラソン完走トレーニングイベントを開催したきの写真です)


ほかにも3分間の間にサーキット(例えばプッシュアップ5回⇒スクワット5回⇒バーピー5回を何セットできるかチャレンジ)


走る練習でもタバタ式や3分間走(どれだけ距離を走れるか)なども用いました。

この数分間でどれだけ距離を伸ばせるのか

毎回がチャレンジングになり、より成長欲求を刺激できます。


練習方法を切り替えたことで

・1日の練習時間が5~10分で終われる(走り込み1日10キロだと約1時間)

・筋肉痛は出るが関節痛に悩まされなくなった

・普段の体調面が良い(痛みもそうですがメンタル面でも)


この練習を続けていきフルマラソン・トレイルラン・ウルトラマラソン(最長140㎞)の大会にでるとき

正直、ちゃんと完走できるか少し不安はありました。

しかしそれは杞憂に終わりました。


もちろん人間ですから大会後に多少足の痛みが出ることもありましたが

トレーニングで基礎ベースが高くしておくこと

回復力が高い状態なので回復も早いことで、通常の生活に早く戻ることができたのです。


走り込みで基礎体力・筋力などベースを上げることがランナーさんにとって一般常識だけど

実はそうじゃなくてもマラソン完走はできるんだ。


【走り込みの練習をやめたらより走れるようになった】

私自身が実感して、その変化に一番驚いていました。


ただここでこんな声が聞こえてきました。


「走り込みの練習をやらないで大会を完走できたのは、あなたトレーニングコーチでしょ?

 元々体力もあって、学生時代に陸上部だったからでしょ?」


たしかに私はトレーニングコーチで、学生時代3年間陸上部でした。

なのでランニングに対して全くのド素人ではありません。


私自身も少なからず、上記のような思いがあったことも事実です。

ですが、それをも一変させる出来事がこのあと起こるのです。


また次回に書いていきます・・・

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